先日、世界がもし100人の村だったら第4弾を見ました。
厳しい環境の中で、一生懸命生きる子どもたち。 その過酷な現実を追ったドキュメンタリーです。 今回はウクライナ、ガーナ、アルゼンチンの子たちが 紹介されてました。 その中で、涙が止まらなかったのが、ガーナの アペティくん(11歳)とコフィくん(6歳)兄弟。 チョコレートの原料となるカカオの農園で2年前から働いているとのこと。 朝の水汲みに始まり、その後は、木によじ登って、カカオの実の収穫や 種取り、その他お遣い。 朝から晩まで働いて、稼いだお金を、病気の母親へ仕送り・・・ お兄ちゃんのアペティくんは、涙をポロポロながしながら 『僕は一生働き続けなければいけない。 弟を学校に 行かせてやりたい。』 と言うのです。 こんな厳しい状況でも、弟を思うお兄ちゃん。 11歳で、仕送りをして、弟に算数を教え・・・ そして、この兄弟は、カカオから何ができるのかを知らずに いるのです。 ということは、チョコレートを知らない、食べたことがない。。。 もう・・・心にズシンときました。 号泣です。 プラン・ジャパンの報告書や写真などで、世界各国の子どもたちの状況を 垣間見ることはあっても、やはり、「動く映像」 の衝撃は大きいし ここまで、過酷だとは想像してませんでした。 日本が輸入しているカカオの7割は、ガーナ産とのこと。 そのうち、“児童労働”で輸入したカカオは何割なのでしょうか・・・? チョコレートを、今までの気持ちでは買いにくいです。 やっぱり、フェアトレードのものをみんなが買うようになれば 搾取が減るのかなぁ・・・ 世界がもし100人の村だったら
by rose_light
| 2006-06-05 23:58
| 映画・本・TV
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